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【3Dプリンター】きれいに出力できないときの対処法
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3Dプリンターを使うと精巧できれいなモノが出てくる
そう思っている方が多いのではないでしょうか
実は 半分正解 で 半分間違い です
出力する形状や方法によって
出力されたモノがイメージと違うことが時々あります
※Raise3Dのような積層構造の場合です
例えば下図のようなオーバーハングしているものを出力する場合
オーバーハングする部分は
そのままだと自重で折れて作成できないので
矢印のようなサポートが入ります
サポートせいで写真ではわかりづらいですが
サポートと製品の間に糸状のバリのようなものができてしまいます
次にオーバーハングしないように角度を調整し
出力してみました
写真でもわかるくらい「糸」や「毛」のようなものが付着しています
材料のフィラメントを細く伸ばして積み上げて作成するため糸状になるのですが
これは同じ方向に出っ張ったものが複数ある(下図)時に起こる現象です
このように隙間があると糸状のものができ
見栄えの悪いものができてしまいます
【 ま と め 】
①オーバーハングするときは角度に気を付ける(できれば40度以内)
②出っ張りが複数あるときは別々に作成する
このようにすればきれいに出力できます
自作した3Dデータですとうまく3Dプリンターで出力できないことが多々あります
弊社は3Dデータも普段から扱いなれておりますので
いきなり出力する前にデータを見ながら打合せができると
3Dプリンター用のデータに修正することができます
また図面があれば2次元から3次元データを作成することもできます