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【測量ママ】RTK-GNSS受信機の誤差を解消したい! その1
- DG-PRO1RWS
- droggerGPS
- RTK測量
- 測量ママ
RTK測量をしたい!! ということで
DG-PRO1RWS(ビズステーション社製) を
RTKモードで使用し
緯度経度の誤差が実際とどのくらいあるか
調べてみました。
(希望は数センチ程度だったのですが・・・)
方法として、国土地理院の基準点で測定を行い
公開されている成果データと比較します。
まずは事務所周辺の基準点から測定してみることに。
とはいえ、基準点をいくつも回るのに徒歩では 遠い
ということで自転車で移動!!
当然ママチャリ出動!!!!!
ポールもうまくセッティングして出発
子供載せ部分にピッタリフィット!
・・・したのですが
アンテナやDG-PRO1RWS本体等を
いちいち取り付けるのが手間で
このスタイルは一日で辞めました ( ;∀;)
傾斜補正を使用する場合
DG-PRO1RWS本体は 自分の決めた向きに
設置する必要があります。
(ポールへの取り付け用アタッチメントを
作成していなかったため
現状はマジックテープでの簡易固定です。)
(傾斜補正の方法については次回)
条件は ”周囲360° 仰角15° に何もない場所”
というのが事務所周辺にない為
なるべく少ない場所・・ということで
大分川にかかる某橋とその周辺で測定しました。
測定の結果
成果データとは緯度経度は0,000002°以上
標高は2cm程度のズレがありました。
目標は緯度経度で ”小数点以下6桁までは一致” させたかったので
目標より1桁もずれています。
1.今回測定したのが2点だけであった
→ 測定点が少なすぎる
2.成果データとの誤差が2点で似た数値だった
→ 何らかの要因で等しくずれている可能性がある?
3.傾斜補正、地殻変動補正などの設定を行っていなかった
→補正を行えば誤差が減る?
そのため、次の測定ではもっと多くの地点で測定し
3.の補正を行い
それでも等しくずれるのかを検証しようと思います
次回へ続く→