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シイタケ栽培シリーズ4/7 伏せ込み
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ブログ_シイタケ栽培シリーズをお送りしておりますが
今回は 伏せ込み です
シイタケ作りの流れは
クヌギの伐採→玉切り→駒打ち→伏せ込み
→ホダ起こし→収穫→乾燥・出荷です。
今回は伏せ込みの説明です
鳥居を45°寝かしたように組んだ後、遮光ネットや枝葉で被いをします
(長湯温泉に行く道中に山で見かけるやつです)
伏せ込みは地形の低い所から高い所へ組んで行きます
(足の角度が緩やかになり横木が転がりにくく安定するため)
地形が許せば南北に組んだ方が長手側面の日当たりが均等になるので更に良いです
まず原木を鳥居伏せで組み込みます
枕木を置いて大きいサイズ(Φ15cm以上)を横木にして
中サイズ(Φ10~15cm)は足部分に使います
小サイズ(Φ5~9cm)は転がり防止として使います
転がり防止のため足を平行ではなくハの字に配置します
さらに伏せ込みが崩れないコツは切株を避けながら
真っすぐに組んだ木の方に荷重がかかるようにします
途中まで組んだところです
1列完成したところ
(原木Φ5~Φ15cm以上合わせて150本程度)
全体的には隣の伏せ込みとの間隔を保ち風通しを良くします
全部完成したところです(150本×4=600本)
75%遮光ネットを被せて行きます
枝葉を被せて伏せ込み完成です
この状態で2夏過ごしシイタケ菌の蔓延を待ちます
その間、風通しの良い状態を保つため夏場の草刈りや
2夏目には日差し避けの枝葉の追加を行います
よってこの続きは来年の10月頃となります (^^;)