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田舎暮らしの現実 epsode2: 熊本地震・電気自動車
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epsode2: 熊本地震・電気自動車
熊本地震から9年と報道されているが 実家も大きな被害がありまして…
1回目の地震のあと ちょうど自宅に帰っていて2回目が来たのですが、
父母、妻と私それぞれ二人で地震にあったのは良かったかもしれない
2回目(本震)で実家の母屋の二つのシャチホコの内一つは
地上まで転げ落ちてもう一つは途中で引っかかっていました
それを父が 「早く降ろせ」 と言いだしまして
余震が続く中、無茶なことを言うなと思いましたが
シャチホコを抱えようとしたが重くて持ち上げれない
仕方なく瓦の上を滑り落としたところ
通り道の瓦が バリバリっと割れまして
別棟の棟瓦も落下してしまいました
今でも各地で地震や台風被害の報道がなされていますが
被害にあった時、頭の中が真っ白になるようなショック
身に染みて感じた出来事でした
話は変わりまして 電気自動車のこと
定年退職の5年前から 父母の病気やケガの入退院の手続きや
週1の農作業で自宅と実家に行き来に
通勤以外に相当に車を走らせました
二拠点生活をするに当たって移動手段として考え 温めていた
電気自動車 三菱アイミーブ
県内では玉が少なく 北九州の行橋まで出かけて
2011年式 5年落ちを2016年に100万円を切る価格で見つけました
オドメーター12,400kmの元レンタカーは
9年4か月で 17万kmになりました
<良かったこと>
40km/L(ガソリン車換算)で経済的である
(残念ながら、駆動用バッテリ故障の有償交換で
節約分をかなり持っていかれたがマイナスにはなっていない)
当たり前だがエンジンが無いので静か
回生ブレーキ(減速時発電)なのでブレーキパッドは初期のまま
エンジンが無いのでエンジンオイル交換が不要、オイルシール漏れなどエンジンに関するトラブルは発生しない
電気自動車の特徴的なことしてエンジン車にあるエンジンを始動させたり
ライトを点けたりする補機バッテリとは別に駆動用バッテリーが搭載されている
容量残存率測定というものがある
スマホと同じでリチウムイオン電池の最大容量が年々ダウンして来る。
物理的に10.5kWh(私のアイミーブ)の充電スペースを持っていても容量残存率と掛けた値が使用できる電気容量となる
容量残存率が6000回充放電しても99%保つというのが東芝製SCiBバッテリーの特徴で当時の電気自動車から選択した理由です
今でも101.3%(交換後の駆動用バッテリ)である
<残念なこと>
この信頼していた駆動用バッテリー、10万kmに近づく頃、
急速充電を受付なくなり、普通通電も出来なくなった。
8年以内若しくは10万km以内で無料補償があるも9年経過していた為。
実費を余技なくされた。
当初、交換費用85万円!!!!!
(バッテリー70万円+壊れたバッテリーの処分費15万円)
”これではうかつに廃車も出来ないじゃないか”
三菱のお客様相談室に廃車時にも15万円必要ですかと尋ねるとそれは必要ないという、
電話の向こうで相談しているようでディーラーに処分費は
取らないよう手配すると回答を得た
初めての電気自動車ということで9件とリコールが多かった(無償対応)。
走行距離が100kmと短く自宅と実家を往復出来ない
100km走行させる為には暖房は使えない・・・
その電気自動車も6月より急速充電時の料金の改定で、
20km/L(ガソリン車換算)の車となってしまう
経済性で選んだ電気自動車に乗る意味をなくしたので
後継としてガソリン車(アルトHYBRID)を購入、
5000km走った時点で27.5km/Lの燃費である
妻は寒くなく、充電ストップ(最大30分)しなくなり喜んでいる
よく10年近く付き合ってくれた
電気自動車、車検が切れるまで任意保険も残しも
手元に置いて田舎移動に使っています
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